60代の1人時間

60代になり、有り余るようになった自分時間。それをどう充実させるか、ゆる〜く挑戦する物語。ちょっぴり挑戦する物語

読書記録④「運転者」喜多川 泰

 Amazonで探していたら、Kindleで無料で読めることが分かり、ラッキーだった‼️

すらすらと読めて。一気に読み終わった。


ついてる、ついてない。運の良い人、悪い人の考え方。

プラス思考の解釈。目から鱗の話を、

不思議なタクシードライバーが

語ってくれる。

時空を超えて、今回の人生の中で、運を貯めて、使っていく。使うのは、自分でも良いし、自分の子孫かもしれない。ひいては、日本全体、世界全体のの子孫のためかもしれない。

人より、ちょっとでも良い暮らしをする事が、人生勝ち組、恵まれてるのが当たり前。そんな高度成長の時代に育った世代へ(まさにドンピシャ)

示唆がある。

運を貯めていくのは、自分だけのためじゃないというところ、いつも上機嫌でないと、運が変わる潮目に気付けない。


読書記録③うちの父が運転をやめません

 

読書記録③「うちの父が運転をやめません」

         桐谷美雨


地方山間部の過疎化と都会生活の対比


年老いた親の免許証返納の問題


Uターンして親の面倒を見る事と卒婚


都会で夫婦が正社員として働きながら子どもを育てるという事


転職することの決断


想像していたよりも、さまざまなテーマが盛りだく


さんだった。上手く絡み合っておもしろく、すらすら読める。

垣谷美雨さんの小説は、やはり面白い。


時には、共働きの大変さ、親の立場、子どもとの付


き合い。自分をいろいろな姿に投影していくことが


できた。都会の子どもの所へ行くのは、60代までが


限界というけれど、自分の立場を考えると、やっぱ


りそれはなかなか難しい。夫婦2人のうちは、過疎化


していく地方にいるしかないのかもしれない。


でも、元々町育ちの私は、都会に住む子ども一家の


所へ行きたい気持ちがある。この本を読むことで、自分の願望が分かったような気がする。

読書記録②ダッシュ


読書記録②「お探し物は図書室まで」


ハートフルで、少し不思議な物語でした。


五章の中に、それぞれ主人公が居て、皆んなそれぞれにしんどさを持ち、人生を模索している物語。

最終的に5人が皆んな繋がってる。伏線回収も面白い。


司書の小町さゆりさんのキャラが際立っていて、魅力的。ちょっとスピリチュアルで、アドバイスや付録の羊毛フェルト、ぜひぜひ、私ももらいたい。


私は、元雑誌編集者の夏美40才の章が、1番心に残った。自分のやりたい仕事、家庭、子育て夫との関係でもがいている夏美、女性の永遠のテーマ。でも、最後に自分の道を見つけられてよかった。夫との関係については、いやいや、そんなに急に変わらんでしょ💦と、突っ込みどころ満載だったけど、それでも、こうだったらいいなあと、温かい気持ちになれた。


青山美智子さんの本、他のも読んでみたい。